ゴールデンウィークの休みが明けて5月8日&9日と札幌にてFPグループ東海地区及び北海道地区の総会に出席、これにて10地区すべての総会が滞りなく終了しました。
住宅燃費表示(ラベリング)とスマートハウスやHEMSの普及は住宅供給業者にとっては両刃の剣となるが、額面通りの性能発揮をしている「FPの家」にとっては歓迎すべきことだということを各地区総会にてFPグループ会員の皆さんにお伝えしたことを前回書きました。
今回のお話もややそれに似ているかも知れませんが、先のゴールデンウィーク中に起こった高速バスの大事故の教訓から見えたものを住宅業界に当てはめて記します。「基準やルールについて考える」と題して本年3月29日にも投稿していますが、今回のバス事故は先の投稿内容に間違いがなかったと確信させてくれるものでした。
大事故を報道する新聞記事やTVニュースで初めてバスの運行基準を知りました。長距離運転、それも大勢の乗客の命を預かる大型バスの安全運行を考えた場合、一人の運転手だけで大型バスを運行できる走行距離に制限があるのは考えてみれば当たり前ですが、こうした大事故が起きて私達は初めて気づかされます。国交省が定めた基準では670kmまでは運転手一人だけで運行しても良いというものでした。これが適切かどうかは分かりませんが、自家用車を運転する私や一般の方々の感覚からすると甚だ運転手への負担の大きな基準だと思いました。皆さんはどうでしょうか?経費を抑えて運賃を下げることも必要なことかも知れませんが、バス会社が最優先で考えるべきは安全ではないでしょうか?
こうした基準は最低限の基準として定めたものでしょうが、反ってこれがバス会社の安全管理を正当化することにも使われることにもなります。
然しながら、今回の事故を受けて多くのバス会社の現状調査の結果から、走行距離が300kmに満たなくても二人の運転手を用意しているバス会社が4%もあったということに感激しました。やはり真摯に自主基準を設けて真にお客様の安全第一を考えている会社があることを嬉しく思いましたが、厳しい価格競争が展開される中では驚きでもありました。本質を見失わない、こうした会社がお客様に評価される社会となることを期待したいものです。
建築業界にも沢山の基準がありますが、お客様の健康と安全を守り、ご家族の幸せを実現する為に納得できるより高い基準を、信念を持って自身に課して欲しいと思います。FPグループは27年に亘って襟を正した家づくりを行って来た旨を含め、最後の地区総会となった北海道地区では冒頭の挨拶にてこうした意見を述べさせて頂きました。











