断熱力(熱抵抗)=使われる断熱材の厚さを熱伝導率で割った数値です。
数値が高い程、断熱力があります。実際の効果を比較する際に用いられます。標準で105mmのウレタン断熱パネルの断熱力は4.3。他の工法と比べても高い数値を示していることがわかります。
※JIS A9521:2020 硬質ウレタンフォーム断熱材 3種2号CⅡ相当
硬質ウレタンフォームの熱抵抗値は上記JISに準じ、厚さから公差分1mmを引いて算出
FPウレタン断熱パネル(筋交いなし壁パネル)が壁倍率2.1倍の国土交通大臣認定を取得しました。
耐力面材や筋交いのないパネル枠と一体成型された硬質ウレタンフォームが主耐力として認められた壁倍率の大臣認定は、業界初※となります。
※当社調査による。
FPウレタン断熱パネル(筋交いなし壁パネル)を使用するだけで、従来は別々に作業を行う必要があった断熱施工と耐震施工が同時に行え、工期の短縮が可能となります。
大臣認定取得のため、硬質ウレタンフォーム自体の強度や劣化、寿命に関する様々な試験を実施。
これにより、あらためて当社製造のウレタン断熱材が経年劣化が極めて少なく高強度の断熱材であることが実証されました。
1998年の高知豪雨では高知市の総合住宅展示場が大きな被害を受け、「FPの家」のモデルハウスも床上2mまで泥につかりましたが、約3週間で原状回復。5年間の展示期間を終え、解体現場をご覧になったお客様がFPパネルの性能に感心され、モデルハウスのパネルは新たな「FPの家」に生まれ変わりました。
FPパネルは経年変化も性能劣化も少ない高耐久の証として、素材内部について50年の無結露を保証しています。
FPパネルは環境負荷軽減のため、2000年より発泡剤を水発泡 (CO2) にすることでノンフロン化を実現しました。
そして当社はFPパネル誕生から30周年を機に、FPパネルのさらなる断熱性能の向上を目指し、「プラチナFPパネル」を開発・販売いたしました。
「プラチナFPパネル」は様々な技術的課題を克服することにより、工場生産品の住宅用ウレタン断熱材としては業界初となる、新発泡剤 (HFO) を採用しています。
「プラチナFPパネル」は新発泡剤 (HFO) を採用することにより、断熱性能を向上するとともに、水発泡 (CO2) と同等の環境負荷軽減を実現しています。
※JIS A9511:2006Rの試験方法に準ずる
新発泡剤(HFO)
※プラチナFPパネルに使用している新発泡剤(HFO)はフロン排出抑制法の対象外として確認されており、ノンフロンマークを適用されております。
FPパネルは、戸建て住宅のほかに集合住宅・倉庫・店舗への使用が可能なほか海外でも幅広く活用されております。
鉄骨店舗から木造店舗へ、
コンビニスタイルもエコの時代へ
今や私たちの暮らしにすっかり身近な存在となったコンビニエンスストア。各方面でさまざまなエコ活動が行われるなか、コンビニ業界も例外ではありません。
業界大手のファミリーマートは、2008年2月より単独立地型の店舗に従来の鉄骨造から一部の店舗に木造を取り入れ、2009年9月より本格採用。
製造時や建設時のCO2排出量の削減とともに、開店後の電力使用量の削減も可能にする環境配慮型の建築方法として、私どものFP工法がパートナーに選ばれました。
気候風土に合った「FPの家」が
人々の暮らしを笑顔に変える
2008年、当社はロシア・サハリン州に最適な省エネ住宅を開発し提案するために、現地に本社を置き、建設会社や資材会社を子会社に持つ投資会社フィネコ社と技術提携を結びました。2009年2月ユジノサハリンクス市に「FPの家」のモデルハウスがオープン。一般公開した3日間で延べ350名もの入場者を集めるほどの盛況ぶりで、地元紙は一面トップ記事で伝えるほどの話題となりました。冬季の平均気温がマイナス20℃以上にもなる厳寒の地に根を下ろした「FPの家」は、世界標準の大きな一歩を踏み出しました。
製品によっては可能です。また、オリジナル製品としての対応も可能です。
詳しくは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
※RE+ボードでは対応していませんが、オリジナル製品としての対応は可能です。
サイズにより重量が異なりますが、803×2850で約25kgです。
入会資格に関しては、(株)FPコーポレーションによる決算報告審査や面接審査などの入会審査があり、これをクリアーした上で、かつ、地域のグループ会員の合意を得られる企業であることが条件となります。
また、各地域の人口や世帯数により会員数を限定しています。
邸別配送や一括倉庫納入のほか時間指定など、ご要望に合わせて対応いたします。
お問い合わせフォームよりお気軽にご相談下さい。
営業担当より商品説明及び商流の調整をさせていただきます。
詳しくはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
承っております(有償)。また、一次エネルギー計算も承っております。
ご用意いただく書類など、詳しくはお問い合わせください。
FPパネルの販売を通して培ってきた高気密・高断熱施工のノウハウを生かした製品提案や施工アドバイスを行なっております。
現場の省施工に配慮した断熱パネルや遮熱材と組み合わせた断熱ボードなど様々な製品を取り揃えておりますが、地域の特性に合わせたオリジナル製品やOEM製品の開発も承っております。
オゾン層破壊対策として2003年末で生産・輸入が全廃されたHCFC-141b(特定フロン)に代わる発泡剤として、一般的には代替フロン(HFC)やノンフロン発泡剤(CO2、HC、HFO)が使用されています。
HFCではオゾン層破壊の問題はありませんが、温室効果ガスに分類されています。当社のウレタンは、ノンフロン発泡剤(CO2、HFO)を使用しており、環境にやさしい製品です。
硬質ウレタンフォームは自然発火しません。
また、ウレタンの発火温度は木材とほぼ同じ400℃前後です。
当社のウレタンは製造段階において難燃剤を混入しているため自消性があり、燃えても表面が炭化するだけで、それ以上の燃焼を続行させない「絶縁体」の役目をしている事も、実験結果から実証されています(自社実験)。